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葉山2019.9.5

「まちのお茶の間に」がコンセプトの【おせっかい食堂「KAINA~海菜」】

「まちのお茶の間に」というコンセプトの通り、朝定食(土日祝)から夜のおつまみメニューまで、新鮮な地元の魚と野菜、からだに優しいご飯とみそ汁がしっかり食べられるお店です。森戸海岸のすぐそばに2019年6月にオープンして3カ月、常連さんが増えているそうです。

KAINA という名前を付けたのは、「浜辺のフォークシンガー」として湘南地域や横浜を中心に音楽活動をしているテミヤンさん(葉山在住)です。テミヤンさんは野草研究家でもあります。「30歳の頃、山菜にはまり、海辺の山菜を海菜(かいな)と命名して本も出版してきた。いつかその海菜を提供できる店が持てたらと思っていた」そうです。本人考案の「Wひじき丼」についてお聞きしたら、海のヒジキと陸のヒジキについてとても熱く語っていただきました。

卵が苦手なので温泉卵は遠慮しましたが、本当はこの上にうずらの卵がのります。

テミヤンさんの説明の通り、2つのヒジキの触感の相違が口の中でハッキリわかりました。素朴だけど有るようでない組み合わせかも。

テミヤンさんは葉山や横須賀の漁師さんから仕入れた魚を自ら捌き、下処理をします。たくましい手つき!

この日は、ウツボにワラサ!活きがいい! 獲れたてのウツボの唐揚げはプリプリの皮とほっくりした上質の白身が美味しいそうです。

テミヤンさんと一緒にお店を立ち上げた阪田浩子さん。フードビジネスプロデューサーとして200店以上の店舗に関わってきたそうです。「おせっかい食堂」という名前は阪田さんの発想。今、「おせっかいを焼く」ということが意外と難しい世の中で、あえて「おせっかい食堂」という名前は「関りを持ちたい」という意思表明をしているみたいでいいですよね。嫌なことがあったとき、ご飯食べながら、愚痴とか聞いてもらえそうです。

「つやみがき玄米」(ブランド米「龍の瞳」)とみそ汁に特にこだわり、地元の無農薬野菜と地魚を中心ですが、ランチならば特に「KAINA定食(日替わり)」がお勧め。小鉢2種類もついてボリューミー。みそ汁の味噌はさまざまな出汁が感じられて贅沢な味わい。

オープンの時からお勧めメニューだった「こめ粉チキン」は、今や「葉山チキン」と呼んじゃうくらい定番になっているそうです。もちろん単品でもOK。

お酒にもこだわっています。

 

テミヤンさんの音楽仲間がひょっこり同席することもあるかもしれません。葉山の食を堪能しながら、いろいろな顔ぶれが訪れる交差点のようです。

編集:地域魅力 G

 

店舗情報

店舗名おせっかい食堂「KAINA~海菜」
住所神奈川県 三浦郡 葉山町堀内1003−7
営業時間平日=11:00〜22:00(L.O.21:30) 土・日・祝=07:00~22:00 (L.O.21:30) 定休日=火曜
URLhttps://www.facebook.com/osekkai.syokudou/
電話046-874-7877
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