逗子で本場大阪のお好み焼きをテイクアウトできる【おらん場】

本日は逗子2丁目（逗子駅東口から徒歩2分くらい）にある「お好み焼き　おらん場」さんに行ってきました。水道みちをまっすぐ歩いていくと看板が見えてきます。

お店の窓には数々の銘酒のラベルが！十四代、田酒、村尾、森伊蔵…。お酒へのこだわりをひしと感じつつ店内へ。赤いのれんがいい味を出しています。

訪ねたのはランチタイム。おらん場さんのランチセットは、「まかないワンプレートランチ」「お好み焼きランチ」「焼きそばランチ」の3種類（すべて1100円）。お総菜はテイクアウトのお弁当で何度か食べていたので（ザ・おふくろの味！）、今回は普通のメニューから「ねぎ焼き」と「焼きそば」をお願いすることにしました。

ちなみにどれもテイクアウト可能です。まかないランチは毎日買いに来る方がいるほど。お好み焼きや焼きそばのテイクアウトが逗子には無かったので、生粋の大阪人としてはうれしいところです。

さて、店長の佐野希恵さんが目の前でお好み焼きの準備に取りかかります。カウンター席はジュワ～ッとソースの焼ける音と香り届いてくるので、座りたくなっちゃうんですよね。

ここで、佐野さんの「ここだけは譲られへんねん」ポイントをご紹介します。佐野さんは大阪出身で、ご自身のお母さんがお好み焼き屋さんを営んでおられました。

①生地
カツオと昆布（葉山産）で出汁をとる。出汁に水道水は使わずこの生地のための水を使用。

②キャベツ
三浦産のキャベツを使い、とにかく細かく切る。これが生地がふわっとなるコツ。

③ソース
一番のこだわり。母親から教えてもらった自家製ソースは門外不出のレシピ。

④麺
茹でてさらに蒸した麺を使用。メニューによって太麺と細麺を使い分ける。

⑤牛すじ
2日間かけてトロトロに煮込んだ、たまもの。

⑥天かす
蕎麦屋さんから卸してもらった天かす。

⑦海産物
さざえ、しらす、タコ、ひじきは小坪産。

とこだわりがたくさん。佐野さんがお店を開くことになり、ようやくお母さんから秘伝のレシピを教えてもらったそう。

そんなこんなでお話を聞いているうちに「ねぎ焼き」と「焼きそば」が完成。焼きそばは、テイクアウト用に作ってもらいました。

ねぎ焼き、うまし！ねぎのシャクシャクした触感と出汁のきいた生地のふんわり感がたまりません。

焼きそば、うましっ！もっちもちの麺に絡んだソースと牛すじのコクのハーモニーたるや…。

あぁ、お酒が飲みたい。店内の超有名な日本酒や焼酎が誘惑してきます。

十四代、而今、田酒、飛露喜、魔王、村尾、森伊蔵、佐藤などなど銘酒が勢揃い。「きっと高いはず」と思いきや、だいぶお手ごろ価格になっています。ほんまにお手ごろです。佐野さんの旦那さんがお酒選びも値付けも行っているとのこと。こだわりの一品料理をつまみながら、美味しいお酒を楽しく飲んでいただければという思いからだそうです。

ちなみにお酒を飲むと一般的にはお通し代がついてきますが、おらん場さんはサービスで提供されています。酒飲みには嬉しい気遣いです。

お店で食事をするのはもちろんウェルカムですが、お家ごはんをしたい方の為に、テイクアウトも大いにウェルカムなので、本場大阪のこだわりのお好み焼きや焼きそばをぜひお家でも召し上がってみてください。

余談ですが、裏メニューのオムそばも人気みたいですよ。

編集：地域魅力　松原