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逗子2018.12.27

逗子在住・沖縄出身シンガーの歌と泡盛で「大人だけの忘年会ライブ」

あわただしい年の瀬に逗子のまちで、沖縄ゆかりの音楽と地域のあたたかいつながりに包まれた、心地よいナイトタイムはいかがでしょう。

逗子在住で沖縄県首里出身のシンガー・ソングライター東風平高根(こちひらたかね)さんの「大人だけの忘年会ライブ」が12月28日、市内山の根にあるキリガヤ本社で行われます。

東風平さんは2004年にメジャーデビュー。沖縄を離れて27年、年に数回往復し、高校生まで生活した沖縄の歴史や風土、言葉、空気感などを大事にして曲作りを行い、逗子を拠点に国内外でライブ活動をしています。

今年11月に発売したCDの中にある「相思樹の願い」という曲は、東風平さんの祖母の親せきにあたる東風平恵位さんが作曲した「相思樹の歌」に由来します。恵位さんはひめゆり学徒隊と呼ばれた女学生の通う学校の音楽教師で、彼女たちの卒業式に向けて作曲したもの。卒業式で歌われることはなかったが、今も「ひめゆりの塔」で聞くことができます。この話を5~6年前に知ったという東風平さんは沖縄の東南植物楽園で偶然に目の前に現れた神々しい相思樹の姿に刺激され、一気に「相思樹の願い」を書いたとのだといいます。「沖縄で戦争を体験した人たちの想いを伝え、その人たちの安らぎを祈る歌を書きたい」と東風平さんは話します。

東風平高根さん。ライブの紹介で出演した「湘南ビーチFM」で(提供=湘南ビーチFM DailyZushiHayama)

逗子には1998年より在住。地元でもすっかりお馴染みとなった「逗子沖縄まつり」や「逗子葉山沖縄県人会」を立ち上げ、地域のイベントでも沖縄の思いを歌に込めて伝えています。

最後はやっぱりみんなでカチャーシー。(昨年の様子)

「沖縄には実家があり、年に何度も帰るが、もう逗子に住んでいる年数の方が長くなり、逗子が第二の故郷。そうした場所で世話になった方たちと一緒に語らいながら飲みながら1年を締めくくるライブができることは幸せ」と東風平さん。

主催は、地元の逗子池田通り商店会。

会場では、逗子産のアカモクを使ったいなりずし「新宿稲荷」や、地元のお店による沖縄料理のつまみ、泡盛のブースの出店もあります。

地元で人気のおいしいおつまみがあります。(昨年の様子)

【大人だけの忘年会ライブ】

日時:2018年12月28日(金)18時30分開場、19時開演

場所:キリガヤ本社(逗子市山の根1-2-35)1階

入場料:2,000円(ワンドリンク付き)

 

文:地域魅力

店舗情報

店舗名(会場)キリガヤ本社
住所神奈川県逗子市山の根1丁目2−35
営業時間18時30分開場、19時開演
URLhttps://www.facebook.com/takane.kochihira (東風平さんのfacebookページ)
電話046-873-0066
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